視力回復トレーニングの機械は、「視力回復」という性質から、医学分野に入ってきます。そうなると、効用を謳うことは実績と安全性があってこそはじめて可能ということになります。
例えば、超音波で毛様体のコリをほぐす方式の視力回復機「ソニマック」は、大学病院での臨床試験や動物試験で効果の実例を挙げ、審議と審査を経て厚生省から医療機器としての認可を得ています。このような認可が無ければ効用を謡うことは誇大広告になり、実際視力回復トレーニングの機械は過去。こういった問題で槍玉に挙げられたケースが多くあります。
先にあげたとおり、厚生省の認可には「効果と安全性」というポイントをクリアする必要があります。効果について仮性近視と真性近視の場合はデータがどうなるのか、などと考えてしまう部分もあり、実際に劇的に回復した話を聞かないという部分でも厚生省認可が信頼に足りる効果を持っているかということは疑問視されることもありますが、安全性に関してはひとまず無認可のものよりは信用してよいでしょう。